|
空を眺めたい気分だったので、 近所の18階建て高層マンションに侵入して 開けた景色を楽しんできた。
私が小学校高学年の頃に落成したこのマンションには 外側からだとワイヤレスキーがないと開かない入り口など 近代的なセキュリティが備わっており、 入るには住んでいる人に開けてもらわなければならないのだが、 しょせん庶民向けの気休めであって、 中から出てくる人と入れ違いに入ったり 誰かの後に滑り込んだりすればいいのである。
あまり人が出入りするのを待っているような様子では怪しまれるので、 近づいてそのまま入るという一連の流れを成功させなければならない。 幸いこの日は、自転車でゆっくり裏手の自動ドアに近づくと ちょうど小学生くらいの子供が自転車で出てくるところだった。 ありがたく滑り込ませてもらった。
昔 よく 鬼ごっこ(18階フルに使うため大迫力)をやったなあと 感慨にふけりながら 何食わぬ顔して 住人とエレベーターに同乗し、16階のボタンを押した。
あえて目標の最上階にしないところがいろいろな意味でミソである。 第一に、見知らぬ人が最上階に行くと見物目的のように思われやすいことが挙げられる。 特に18階の住人と乗り合わせてしまった暁には 不審に思われること請け合いだ。 第二に、エレベーターでいきなり最上階にいってしまっては趣がない。 人工物の塊であるマンションに趣も何もあったものではないかもしれないが、 せめて最後の上昇は自分の足で行いたい。
さて最上階 18階に到着すると、 ちょうど 日没まで少し時間があるというところであった。
さっそくカメラを取り出して撮影だ。
→ Read more...
|